遊歩道 PROMENADE

大山隠岐国立公園隠岐地域の展望台・遊歩道

この地域は、島根半島の沖合約45~80kmの日本海上に浮かぶ4つの有人島を中心に、大小180余の島々からなる群島で、島前(どうぜん)と島後(どうご)に分けられています。また、2013年(平成25年)9月にユネスコ世界ジオパークに認定されています。

島前(どうぜん)

西ノ島、中ノ島、知夫里(ちぶり)島の外海に面した海岸部と、西ノ島にある焼火山(たくひやま)の南側一帯からなっており、全体として外洋多島海の変化に富んだ美しい景観を見せています。
西海岸には、国賀摩天崖(くにがまてんがい)や知夫赤壁(ちぶせきへき)に代表される勇壮な断崖や、通天橋(つうてんきょう)などの多くの洞門、洞窟が発達し、海食断崖景観としては日本の海岸風景を代表するものであるといわれています。
これらの断崖の上には隠岐特有の雄大な牧畑が広がり、牛や馬が放牧されて牧歌的な風景が展開しています。
また、中ノ島は後鳥羽上皇配流の地として知られ、上皇行在所跡、御火葬塚などゆかりの史跡が多くあります。

島後(どうご)

島根半島の北方約70kmに位置する隠岐群島中最大の島、島後の海岸部の大半と大満寺山(だいまんじさん)一帯の地域からなっています。
島はほぼ円形をしていて、海岸部は白島(しらしま)崎、海苔田鼻(のりたばな)、那久岬(なぐみさき)などに見られるように、入江や岬の多い地形となっています。
山岳部は東部の大満寺山(607.7m)を最高峰として北に鷲ヶ峰、小敷原山へと続く山塊が連なり、豊かな森林を形成しています。
また、対馬暖流とリマン海流の影響を受けて北方系と南方系の両方の植生が見られ、オキシャクナゲやオキフウランなど隠岐固有のものも有名で、学術的にも興味のあるところです。